最近、『いなり、こんこん、恋いろは。』がマイブームの一つです。

2014年1月からアニメの放送が始まったのですが、何気なく見てみたら面白くてすっかりはまってしまいました。原作コミックスも思わず大人買いです(`・ω・´)b

いなりちゃん様はバカかわいいし、うか様はマジかわいいし、絵柄もすごい素敵で買って良かったと思うマンガでした。変な言い方かもしれませんが、ラブコメがちゃんとラブコメしてるところも本書の良いところだと私は思います。

すっかり気に入ってしまった『いなこん』をこれから記事にしていきたいと思います。ちなみにこの記事は#1です。つまり、#2も#3もあります。全巻やりまっす。

いなり、こんこん、恋いろは。とは

いなり、こんこん、恋いろは。』とは、2010年よりヤングエースで連載中の「よしだもろへ」による漫画です。この記事を書いている時点で7巻まで発売されています。

主人公の「伏見 いなり」が「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」という神様と出会ったことで物語は始まり、彼女の成長や恋愛が描かれていきます。作品の傾向としてはラブコメです。

そして2014年の1月からはTVアニメの放映も始まりました。

 → いなり、こんこん、恋いろは。 角川書店

OPのサビがすっごくイイ。絵も歌も音楽も、すっごくイイ。すっごくイイ。

一巻のストーリー

主人公の『伏見 いなり』は京都の伏見に暮らす中学2年生の女の子です。成績も運動神経もあまり良くなく、ドジでどんくさい子ですが性格は明るく頑張り屋さんです。

彼女は同じクラスの『丹波橋 紅司(たんばばし こうじ)』に恋心を抱いているのですが、なかなか想いを告げる事が出来ずに日々を過ごしていました。

主人公の『伏見 いなり』 中学2年生の女の子 単行本第1巻 7ページより

主人公の『伏見 いなり』 中学2年生の女の子
単行本第1巻 7ページより

ある日、いなりは学校に遅刻しそうになり近道として『伊奈里神社』の境内を通ることにしました。そのとき川に落ちそうになっている子犬を見つけ、ずぶ濡れになりながらも彼女は子犬を助け出します。

そして後日、偶然にもいなりは丹波橋くんが学校一の美少女『墨染 朱美(すみぞめ あけみ)』 と体育館裏で会話しているところを目撃してしまいます。いなりは丹波橋くんが墨染さんのことを好きなのだと思い、その場から逃げ出して伊奈里神社へと入っていきました。

失恋の悲しみを神社で神様に告げたいなりの前に、突如として『宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)』を名乗る女性が現れます。その女性は先日いなりが助けた子犬のお礼に願いを一つだけ叶えてくれると言うのです。その子犬(本当は狐)は神様の御使いだったのです。

いなりは丹波橋くんの特別な人間になりたいと願い、『墨染さんになりたい』と宇迦之御魂神に願ってしまいます。そして目が覚めたいなりの姿は、墨染さんになっていたのでした。

墨染さんの姿になってしまったいなりは再び神社を訪れて元の姿に戻してもらおうとします。当然、他人の姿で暮らしていくには問題が多すぎるからです。

あせるいなりですが、宇迦之御魂神は元の姿に戻すことは出来ないと告げます。一度に何度も願いを叶えることは神としていけないことだからです。そこで宇迦之御魂神は自身の神としての力の一部、自由に姿を変えることの出来る神通力をいなりに与えることにしました。

いなりは神通力を使って元の姿に戻ることが出来ました。そしてこれからも自由に姿を変える力を持つことになり、彼女の生活はこれまでとは一変することになったのです。

宇迦之御魂神、通称『うか様』と友達になったいなりは元の生活に戻るのですが、勝手に人間に力を与えたとしてうか様といなりは『天照大御神(あまてらすおおみかみ)』によって『高天原』へと連行され、いなりは神の力を持つにふさわしい人間かどうかをテストされることになったのです……。

うか様

伊奈里神社でいなりが出会ったのが『宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)』、通称『うか様』です。

その姿は美しい女性で、おしとやかな物腰に知的な表情、まさに女神というべき存在です。あとおっきい。すごくおっきい。

いなりの前に現れたのは宇迦之御魂神、通称『うか様』 単行本1巻 43ページより

いなりの前に現れたのは宇迦之御魂神、通称『うか様』
単行本1巻 43ページより

まさに神様と呼ぶべき、神々しい方かと思いきや。

このうか様がとてつもなくかわいいのです! 何がかわいいって、

この神様腐ってる!!

墨染さんの姿になってしまったいなりは再び神社を訪れうか様に会いにいきます。そこで彼女が見たものは、部屋でゲームをやっている神様の姿でした。

いなりが再びうか様のところへ行くと、そこにはゲームに勤しむ神様のお姿ががが 単行本第1巻76ページとアニメ第1話より

いなりが再びうか様のところへ行くと、そこにはゲームに勤しむ神様のお姿ががが
単行本第1巻76ページとアニメ第1話より

原作のマンガだと格ゲーっぽいのやってるのに、アニメだと乙女ゲーになってるあたりスタッフの思い入れが伝わってきます。うか様! くち、くち開いてますよ! よだれ! よだれ!

しかも部屋の中にある小道具、テレビやゲームなどにはよく見ると狐の耳が生えています。うか様が御使いの狐に変化させているのです。そんなことに力使っていいんですか!?

うか様は初登場時こそ美しく荘厳な雰囲気を漂わせているのですが、少しずつそのメッキははがれていき、いなりの一件で『高天原(神様の世界)』に呼び出されたときにすべては崩壊します。

「あんたも早く結婚して子供産んでよ」的なことを言われたうか様のお返事が下。

読者の中でうか様の何かが崩壊した瞬間だと思う。 うか様、終わっとるがな。 単行本1巻 129ページより

読者の中でうか様の何かが崩壊した瞬間だと思う。
うか様、終わっとるがな。
単行本1巻 129ページより

そう、うか様は重症の二次元オタクだったのです。

趣味はゲームにアニメにマンガ、実家(天上界)に帰らずに神社(人間界)に引きこもってオタク生活三昧です。昔から人間くさい神様という描き方はあると思いますが、近年はそこにオタク要素が加わり混沌になりつつあるようなキガシマス。うか様も御多分に漏れず、二次元生活を満喫しているのです。

ゲームをやってるうか様は本当にかわいいです。一緒にマリカーしたい。

元々人間が大好きで仲良くなりたいと思っていたうか様ですが、実際にいなりという友人を得たことでその心境に変化が現れていきます。うか様の成長や想いも、本作における大きな見所となっています。

一巻の感想

アニメを見てからマンガを購入したくちですが、実際に読んでみた感想としてはとにかくいなりちゃん様やうか様がかわいいの一言に尽きました。見た目的なかわいさももちろんあるのですが、それ以上に二人とも性格がとにかくかわいいのです。

これは他の登場人物たちにも言えると思うのですが、この『いなり、こんこん、恋いろは。』に出てくる人たちは応援したくなるような人ばかりだった印象を持ちました。「こいつ嫌いだな」って思うキャラがあまりいません。もちろん私の趣味嗜好の影響も大いにあるでしょうが、どの登場人物たちも応援したくなるよう人ばかりです。そういう意味で魅力的なキャラが多いと思います。

そういうキャラが多いからかもしれませんが、ラブコメがちゃんとラブコメしてるあたりもすごく面白いです。ラブコメに時たまあるようなテンポの悪い展開やドロドロした展開がないので、すらすらと気持ちよく読めるのが良いところです。特にいなりちゃん様が行動的な性格もあって、問題が起きても長引かないというかいなりちゃん様自体が問題なのでコメディ要素が強いのが楽しいです。あれ、ヒロ…イン…?

そして本作の面白いところはかわいい女性陣だけでなく、魅力ある男性陣の登場にもあります。一巻の最後の方ではいなりの兄である『伏見 燈日(ふしみ とうか)』とうか様の因縁が明かされます。なぜかうか様のことが見えていて敵視している燈日とうか様の関係や、謎のイケメンの登場など、今後の物語の展開に大きく絡んでくることになるのです。

また、いなりの想い人である丹波橋くんなど、ラブコメである以上男性陣の活躍も見所の一つです。いなりちゃん様やうか様がただかわいいだけの物語ではないのです。

余談

単行本のブックカバー裏には各キャラのラフ絵が掲載されています。作中では出てこないコスチュームを着ていたりもするので毎巻楽しみだったりするのです。

第一巻はいなりちゃん様がいっぱいです。

いなり、こんこん、恋いろは。単行本第1巻 カバー裏

いなり、こんこん、恋いろは。単行本第1巻 カバー裏