アニメの『いなり、こんこん、恋いろは。』も佳境を迎えてまいりました。10話で終了とのことで修学旅行編をカットしてオリジナルの展開を入れてきましたね。

このオリジナルがどういった展開になるかは最終回のお楽しみです。

さて、この第4巻は出雲でのうか様のお見合いが描かれて盛り上がりを見せるところです。アニメでも本書の物語は描かれましたが完成度が素晴らしかったですね。うか様声でのいなりの演技とか、うかママの壊れっぷりとかかなり良かったです。そして何よりもうか様が涙を流しながら燈日に悩みを打ち解けるシーンは、この『いなこん』をアニメで観られて本当に良かったと思ったシーンでした。

あそこでのうか様の泣きはかなりじーんときました。正直、原作のマンガよりも素晴らしかった。 

それとついでながら、新刊の第8巻の発売予定日が決定したみたいです。

しかも今回は限定版の発売もあるようです。記事の最後に情報を載せておきましたので忘れずに購入しなくちゃ。

四巻のストーリー

文化祭で行われる演劇に丹波橋くんと一緒に主役を担当することになったいなりでしたが、うか様と神通力のことで悩んだり、演劇のセリフがうまく覚えられなかったりと、次第にプレッシャーに押しつぶされていってしまいます。

さらに、自分が無意識のうちに神通力を行使していたことに気がついてしまって……。

そして季節は神無月を迎えてうか様は出雲へと出立しますが、その直前にいなりの神通力のことを燈日に知られてしまいます。

燈日はうか様から直接事情を聞き出すためにいなりを連れて出雲へと向かうのでした……。 

いなりの悩み

4巻の前半部分は3巻からの続きでいなりの文化祭のストーリーになっています。

いなりのクラスは学校の文化祭で演劇をやることになり、その主役の王子様役には丹波橋くんが、そしてお姫様役にはいなりが選ばれました。

いなりは大好きな丹波橋くんとの劇に喜ぶのですが、一方で自分のせいでうか様がお見合いをすることになってしまい劇にあまり集中出来ません。セリフもなかなか覚えられず、段々と焦り始めてしまいます。

文化祭をがんばろうとするあまり、次第にプレッシャーが高まってしまっているいなり。 いなり、こんこん、恋いろは。第4巻22ページより

文化祭をがんばろうとするあまり、次第にプレッシャーが高まってしまっているいなり。
いなり、こんこん、恋いろは。第4巻22ページより

今までもいなりが悩んだり困ったりすることは多々ありました。そのたびにうか様や友人たちの支えがあったり、いなり自身の前向きな性格があったおかげで大事には至らずに問題は解決していました。

しかし、今回は問題が解決する前に次々と連鎖的に事態が発生していき、彼女のキャパシティを超えていってしまいます。次第にプレッシャーに押されていくいなりの姿は読んでいてすごく心が痛くなっていってしまいました。

周りの人たちも痛々しいいなりを心配し始めるのですが、いなりの悩みの根幹には神通力という他人には話せない秘密が関わっているのでいなり自身誰にも相談が出来ないのです。そしていなりはうか様には迷惑をかけたくないと思っているため、まさに八方塞がりな状態です。

いつも元気で明るいキャラクターの分、曇ってしまういなりはとても見ていられません。何よりもそれを自覚した上で元気に振る舞おうとするいなりが切ないのです。

この辺りからいなりは神通力のことを以前よりも真面目に考え始めるようになったような気がします。

うか様に会いに出雲へ

そして文化祭後の後半ではうか様のお見合い話になっていきます。

季節は神無月になり、うか様は出雲の地へと行かねばならなくなりました。さらに今年はお見合いを受けることになっていて、いよいようか様も結婚かというお話です。

神無月というのは旧暦の10月のことで、全国の神様が出雲に集まり今後一年間のことを話し合う月とされています。そのために神様がいなくなってしまうので神無月というわけです。逆に全国から神様の集まってくる出雲では10月のことを神在月と言います。

と言うのが広く知られている神無月だと思いますが、これは後世に作られたお話だそうです。

秋の収穫が終わり、その感謝のために「神を祭る月」であったことから「神の月」と呼ばれ、そこに出雲大社の信仰が混ざり合って10月には神様が出雲に集まるという形になったそうです。「神の月」から「神な月」、「神無月」というわけです。

全国から出雲に集まってきた神様たちは農作や縁談など様々な話し合いを行います。でも、中には出雲に行かない神様やお留守番をしている神様もいるそうなので全員が集合するわけではないそうです。この辺ちょっと調べてみると色々出てきて面白いですよ。

 → 神無月 Wikipedia

 → 神在月 出雲観光ガイド 出雲観光協会公式ホームページ

何はともあれ、うか様も神様の一人として出雲へと赴きます。

しかし出雲へと出立する直前、いなりに渡した神通力のことが燈日にばれてしまいます。そしてそのことを燈日に説明する時間はなく、うか様は出雲へと旅立ってしまいました。

燈日は直接事の真相を確かめるべく、いなりを連れて出雲へと向かいます。

出雲ではうか様のお見合いが始まろうとしていましたが、うか様が本当はお見合いなんて望んでいないことをいなりは知っているのでどうにかしようと考えます。そしてうか様のことを思うならお見合いはやるべきではないといなりは行動に出るのです。

うか様の望まないお見合いをなんとかしたいと燃えるいなり いなり、こんこん、恋いろは。第4巻121ページより

うか様の望まないお見合いをなんとかしたいと燃えるいなり
いなり、こんこん、恋いろは。第4巻121ページより

いなりはなんとかお見合いを阻止しようと燃え上がり行動に出ます。今までの鬱憤を振り払うかのように走り出すいなりの姿に少しほっとしました。やっぱりいなりはこうでなくては。

本書ではこのうか様のお見合いがメインの話になります。

うか様は内心ではお見合いを望んでいなかったのですが、いなりのためにお見合いをすることを選びました。そしてうか様も色々な悩みを吐き出すことが出来ず、いなりのように今まで一人で抱えていたのです。

そして、とうとう燈日に全てを打ち明けます。(とうとうとうかっていいにくい)

このシーンは本書最大の見せ場であり、うか様と燈日の関係が深まっていく大事なところです。

そしてアニメでのこのシーンの描き方が素晴らしかった! 

アニメでのうか様が燈日に心情を吐露するシーンは素晴らしかった! いなり、こんこん、恋いろは。アニメ第8話より

アニメでうか様が燈日に心情を吐露するシーンは素晴らしかった!
いなり、こんこん、恋いろは。アニメ第8話より

うか様が泣きながら心情を燈日に吐露するのですが、このときの声優さんの演技とか震えながら声を出すうか様の動きとか、静かに流れる音楽とか、こぼれる涙のひとつひとつ、すべてが素晴らしかった!

正直、このシーンは原作のマンガ以上の出来だったと思います。やっぱりアニメってすごいんだなぁと思いました。マンガの描写がいまいちだったというわけでは決してないのですけれど、それ以上に、アニメの動きが魅せる感情の波が美しかった。

四巻の感想

本書ではとにかくいなりの悩みや落ち込みが痛々しいです。普段が明るい元気な子の分、そういった子が沈み曇ってしまうと余計に心に刺さります。いなり自身がそのことを自覚していて、どうにかしようと考えてくれているのでまだ救いはありますが、あまり見ていたいと思える彼女ではありません。

いなりちゃん様には元気で明るくいて欲しいです。

一方の燈日は、イケメンッ!超イケメンッ!

お兄ちゃんがこんなにかっこいいとは。それに比べとし様ときたらざまままま。

しかし燈日が無意識にノートの端っこに落書きしていた絵は不意打ちでした。こういうシーンがあるから『いなこん』は侮れないと思います。腹筋に悪い。

いなりの悩みが深い一方で笑わせてくるシーンがあるから安心して見ていられるというか、改めてこれはラブコメ、コメディーなんだなぁと実感することが出来ます。

本書は全体的にこれまでの物語で溜まってきた問題点や悩みが表面化してきた時期と言えると思います。そして一応はいなりもうか様もそれを乗り越えることが出来るのですが、根本的な解決は何一つされておらず今後のことが気になる展開で終わります。

天照様に連れていかれたうか様はどうなってしまうのかっ!?

いなり、こんこん、恋いろは 8 オリジナルアニメBD付き限定版 2014年6月26日発売予定!

新刊の発売日は6月26日キタ━(゚∀゚)━!

この新刊、限定版が完全受注で発売されるらしい。

 → 角川書店 オンラインショップ 限定版いなこん8のページ

上のリンク先のページにこんな文言がある。あった。

アニメで盛り上がる「いなり、こんこん、恋いろは。」

最新8巻にBD付き限定版が登場! ここでしか見られない「第11話」は、いなりとコン(顕現バージョン)が大活躍するあの話! ファンなら確実にゲットすべし!

完全受注限定なので、ご予約をお忘れなく!

出典:http://www.kadokawa.co.jp/shop/sp/shop_sp_265.html

 (゚_。)ん?

……いなりとコン(顕現バージョン)が大活躍するあの話!

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受注予約の締め切りは2014年4月7日(月曜日)!

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