この記事を書いている時点では、本書の第7巻が『いなり、こんこん、恋いろは。』の最新刊となっています。ちなみに第8巻は2014年6月26日発売予定です。

1月から始まった『いなこん』のアニメから本作を知り、原作のマンガを一気に買い揃え、一巻ずつ記事にしながら今日ここまでやってきました。すっかり『いなこん』にはまってしまい、今では第8巻が待ち遠しくて仕方がありません。

6月かぁ、長いなぁ。

この第7巻では登場人物たちの恋愛に次々と動きが見られ、物語の結末がうっすらと見えてくるのですが、肝心の部分までは進まないためにかなりもどかしい内容となっています。

うおおお、この後どうなるんだあああ!?

と言ったような場面で終了してしまうのでやきもきとしてしまいます。ええい8巻はまだか。

第7巻のストーリー

高天原で修行を行ういなりですが、ふとしたきっかけで天照様の作った鏡の世界へと迷い込んでしまいました。いなりは次第に夢と現実の区別がつかなくなり、鏡の中の不思議な世界へと囚われていきます。その世界ではいなりは丹波橋くんと両思いになることが出来て……。

そして学校では新学期が始まり、いなりは高天原での修行も終えて学校生活へと戻っていきます。しかし、丹波橋くんとの約束を反故にしてしまったり友人たちとも会う時間が少なかったため、少しぎくしゃくとした雰囲気が流れています。

もうじきバレンタインの季節、いなりはこれを機に丹波橋くんに想いを伝え、仲直りをしようと考えますが……。

修行を終えて

引き続き高天原での修行は続き、いなりは6巻で迷い込んだ鏡の世界に依然として囚われてしまっています。

何もかもがいなりにとって都合のいい世界、そこではいなりは丹波橋くんと両思いになれて、テストの成績も良く、何もかもが万事うまく進んでいきます。

しかし、いなりは少しずつ違和感を感じ始め、見事に鏡の世界から脱出することに成功します。

この鏡の世界は、いなりをテストするために天照様が作り上げたものだったのです。 

ミヤちゃんに帰ってきた理由を尋ねられたいなりの回答。 いなりは別に丹波橋くんの容姿に惚れただけじゃないし、それに……。 第7巻61ページより

ミヤちゃんに帰ってきた理由を尋ねられたいなりの回答。
いなりは別に丹波橋くんの容姿に惚れただけじゃないし、それに……。
第7巻61ページより

鏡の世界ではいなりの心情がたくさん描写されていくのですが、それと同時にいなりの目線を通じて丹波橋くんのことが掘り下げられていきます。いなりの好感度アップイベントかと思いきや、読者的には丹波橋くんの好感度アップイベントのような気がします。

本書の第7巻ではうか様や墨染さんなどのおいしいシーンもたくさんあるのですが、私は丹波橋くんが一番輝いていたように感じました。『いなりのことが好き』ということを自覚してからの丹波橋くんはそれはもうかわいく、鏡の世界を通じて丹波橋くんの魅力が再確認されたことで存在感を増してきます。

そして季節はバレンタインをむかえ、物語は一気に動きそうな展開になっていきます。

いなりと丹波橋くん、うか様と燈日、墨染さんと京子ちん、皆の恋がどうなっていくのか楽しみで仕方がないのですが、7巻の内ではまだ劇的な動きは起こりません。これからどうなる!? というところで8巻へと続いてしまいます。

8巻、あるいは9巻辺りがクライマックスに向けて怒濤の展開が予想されるため、本当に待ち遠しくて仕方がないのです。まだかなー、まだかなー。

第7巻の感想

丹波橋くんがかわええ!!!

いなりと丹波橋くん、二人はクリスマスパーティーをきっかけに大接近かと思いきや、いなりのドタキャンで関係はぎくしゃくしてしまいます。丹波橋くんは内心ではすでにいなりのことが好きなのですが、いなりが神通力の都合で隠し事をたくさんしているため、丹波橋くんはいなりに嫌われているのではないかと勘ぐってしまっているのです。

ふ、伏見さんのことなんか俺にはか、関係ないもんネ! みたいなこと言ってる丹波橋くんがこれまたかわええっ!!

『伏見いなりさんが好き』ということは友人にばれている丹波橋くん。 はわわわ 第7巻99ページより

『伏見いなりさんが好き』ということは友人にばれている丹波橋くん。
はわわわ
第7巻99ページより

物語の始めこそいなりの一方通行な恋愛でしたが、次第に丹波橋くんもいなりのことが気になり始めて好きになっていきました。しかしそこは恋愛には疎い丹波橋くん、あれやこれやと考えてどうすればいいのか分からなくなっていきます。

そんな丹波橋くんがかわええのです!!

バスケの試合中にいなりの声援で真っ赤っかになる丹波橋くんとか本当にかわいいです。ヒロインのいなりちゃん様よりかわいいな丹波橋くん!

6巻からいなりが修行で高天原にいたため物語的にはあまり大きな動きがありませんでした。いなりという場をかき乱すキャラがいなかったために、ある意味でそれぞれの登場人物たちが自分の気持ちを整理する時間が出来たとも言えます。

しかし新学期が始まり、再びいなりが戻ってきたことで物語は次々に動き始めていきます。良くも悪くもいなりが物語をどんどんと動かしていくのです。

そして季節はバレンタイン。皆の恋はどうなっていくのでしょうか。

早く8巻が発売しないかな。楽しみ!