最近、観葉植物とかテラリウムとか苔玉とかにはまっています。

最初のうちは鉢と観葉植物を買ってきて植えるだけでしたが、テラリウムや苔玉に興味を持ち始めてからは雑貨屋で使えそうなものを探したり、道端や公園で石や木を拾ったりしています。足下をよく見ると普段歩いていた道にも色々なものが落ちていたり、面白い植物が生えていることに気がついて楽しいのですが、意外とゴミも落ちています。

ポイ捨てダメ。ゼッタイ!

今回は苔玉を作るときに参考にした一冊をご紹介したいと思います。参考になるのはもちろんのこと、苔について色々なことが分かりやすく書いてあるので読んでいるだけでも面白い本です。

苔玉とは

苔玉とは植物の根っこを包むように土でお団子を作り、その周りを苔で包むというとても可愛らしいものです。鉢植えにする必要がないのでお皿などに載せて飾ります。モコモコしている苔は見た目もよく、インテリアとしても最適です。

苔玉は誰でもお手軽に作れて見た目もかわいく、ここ10年くらいで人気が高まってきたようです。ホームセンターなどでも販売されていますし、材料を集めれば素人でも簡単に作ることが出来ます。

そんなわけで私も一個作ってみました。

カタバミとハイゴケ(たぶん)で自作した苔玉です。縦横4cm×6cmくらいの丸い苔玉からカタバミが生えています。全高は10cmくらいです。
カタバミとハイゴケ(たぶん)の苔玉。
縦横10cm×6cmくらいです。結構小さい。

家の近くに自生していたカタバミとハイゴケ(たぶん)で作った苔玉です。土は本書を参考にしてケト土・赤玉土・富士砂を混ぜたものを使いました。ちょうどいいお皿が家になかったので大きさがややアンバランスですが、小さめの苔玉の見た目が可愛くて気に入っています。そのうち小さいお皿も買ってこよう。

結構たくさん苔を取ってきたつもりでしたが、いざ苔玉にしてみたら苔が足りなくて小さい形になってしまいました。ですがカタバミも大きな植物ではないので、剪定して大きさを整えていけばちょうど良さそうです。

そして同じ材料でテラリウムも作ってみました。

同じくカタバミとハイゴケ(たぶん)で作ったテラリウムです。瓶の大きさは縦横10cm×8cmくらいです。瓶の底に小石を敷き、その上に土を入れ、苔を敷きました。苔の間からはカタバミが生えています。
同じくカタバミとハイゴケ(たぶん)で作ったテラリウムです。瓶の大きさは縦横10cm×8cmくらいです。

瓶の中に土と植物を入れて適度に加湿した状態で蓋を閉じます。カビが生えないように時々蓋を外して換気をしたり、瓶の中の水分量を調節する程度で植物は十分成長してくれます。余計な手間をかけずに管理が出来ますし、見た目も可愛いのでインテリアとしてもおすすめです。

スペースに少し余裕があるのでガラスの小物とか入れたら面白そうです。カエルとか雰囲気良さそう。

苔玉もテラリウムも、どんな材料を使ってどんなアレンジをしてみようかと考えるのがとても楽しいです。今回は初めて作ってみたので簡単なものにしてみました。次はちょっと凝ったものにしてみたいなあ、とか考えるのもまた楽しいです。

【苔玉と苔 育て方ノート】の内容と感想

本書は苔玉に関するガイドブックです。苔玉の作り方から苔の種類、苔玉に適した植物の紹介などが非常に分かりやすく書かれています。写真も豊富なので眺めているだけでも楽しい一冊です。

内容は大きく3つのパートに分かれています。

パート1は『苔玉を楽しむ』と題して、苔玉とは何なのか、どうやって作るのか、どうやって管理するのかなど、実際に苔玉を楽しむために必要なことが書かれています。

写真付きで丁寧な解説が載っていますので、ここをじっくり読めば誰でも簡単に苔玉を作ることが出来ると思います。上記リンク先のAmazonのページでパート1の途中まで試し読みが出来ますので、是非参考にしてみてください。

パート2では『コケを楽しむ』ということで、どういう場所に苔が生えているのか、どんな種類の苔があるのか、苔を育てるにはどうすればいいのかといった苔の生態に関することが書かれています。

【苔玉と苔 育て方ノート】p36より。森や林に自生している苔の種類や特徴を写真と文章で解説しているページ。
写真がたくさん掲載されているのが本書の大きな特徴です。
解説文も分かりやすい。【苔玉と苔 育て方ノート】p36より

一口に苔と言っても本当にたくさんの種類があることに驚きました。といいますか、そもそも苔玉に興味を示すまで、苔がどんなものかすらよく分かってはいませんでした。苔は根っこを生やして土から栄養を取るわけではないんですね。初めて知りました。

苔玉をより楽しむためにも苔に関する知識は無駄にはなりません。とても参考になるパートです。

そして最後のパート3がこの本のとてもいいところです。『育ててみたい苔玉100』ということで、実際に作られた苔玉の解説と写真がたーくさん載っているのです。

【苔玉と苔 育て方ノート】p88より。観葉植物を利用した苔玉のサンプル写真と解説が掲載されたページ。
観葉植物以外にも花や木、ハーブなどの苔玉も掲載されています。
これがすっごい参考になる!
【苔玉と苔 育て方ノート】p88より

どれもこれもが素晴らしく、眺めているだけで苔玉が欲しくなってきます。苔玉の魅力がぎっしり詰まったパートです。

ここまでご紹介した通り、この本は苔玉の作り方から苔の生態、そして苔玉の魅力までぎっしりと詰まった一冊です。

解説も非常に丁寧で詳しく書かれているので、ボリュームの割には文章に読み応えがあります。そして何よりも美しい写真がたくさん掲載されているところがもっとも評価出来るところだと思います。ペラペラとページをめくって写真を眺めているだけでも楽しいです。たくさん載っている苔玉が欲しくてたまりません。

これから苔玉を作ってみたいという方にオススメな一冊ですし、そもそも苔玉ってどんなものよ?という方もこれ一冊で十分に理解することが出来ると思います。1000円ちょっとでこの内容は本当に素晴らしいと思いました。