本日2013年10月18日から10月31日までの期間、千葉県市川市ニッケコルトンプラザで星野道夫写真展「悠久の時を旅する」が開催されています。ニッケコルトンプラザの25周年を記念し、市川が星野道夫の出身地ということから今回のイベントが行われたようです。

電車で行ける距離でしたし、今日は休みだったのでさっそくこの写真展に行ってきました。先着2500名様プレゼントの特製クリアファイルもゲットしてきました!

星野道夫とは

星野道夫(ほしの みちお)は1952年生まれの写真家です。1996年に事故で亡くなるまで、主にアラスカを舞台として数多くの自然や動物、そしてアラスカに暮らす人々の写真を撮り続けました。その数多くの写真は高い評価を受けており、死後17年も経つ今日でもこうして写真展が開催されています。

また、星野道夫は写真家としてだけではなく作家として数々の本を書いたことでも知られています。

私は、星野道夫が最も大好きな作家です。初めて星野道夫の文章を読んだとき、なんて優しい文章を書く人だろうと心を打たれました。以来すっかりファンになり今日に至ります。

星野道夫の詳しいことは、星野道夫公式サイトやウィキペディアも参照してみてください。

 → 星野道夫 公式サイト

 → 星野道夫 Wikipedia

写真展 悠久の時を旅する

今回写真展が開催されている場所は千葉県市川市のニッケコルトンプラザというところです。京成線鬼越駅から徒歩5分ほど、もしくはJR総武線本八幡駅から送迎バスが出ています。国道14号線からも近い場所にある大きなショッピングセンターです。

 → ニッケコルトンプラザ 公式ホームページ

こちらのコルトンホールという場所で写真展は行われていました。

写真展入り口の大きな壁看板 館内は写真撮影禁止ですので入り口だけ

写真展入り口の大きな壁看板
館内は写真撮影禁止でしたので、入り口だけ撮らせてもらいました。
しかしでかすぎて全体まで入らず。

入り口には大きな壁看板があり外から見てすぐに分かります。その看板だけ写真に撮らせていただきました。基本的には写真展の中は撮影禁止ですので、多くの人は入り口で記念撮影をしていました。

この写真展のタイトルは『悠久の時を旅する』とあります。これは同名の著書のタイトルであり、過去に同名の写真展が東京と大阪で開催されています。

写真展の内容はこの著書に沿ったものとなっています。もちろん全ての写真ではなく厳選されているものですが、本の構成そのままにたくさんの写真が展示されていました。

そして写真だけではなく、ところどころに星野道夫に関する解説やエッセイの文章なども展示されており、全体を通して星野道夫のことを知ることが出来るようになっています。特に直筆の原稿や私物の本(例の写真集“ALASKA”も!)などのかなり貴重なものも展示されており見ごたえたっぷりでした。

開催期間は本日2013年10月18日から31日までとなっています。

また、ニッケコルトンプラザ内にある福家書店さんでは関連書籍やポストカードやカレンダーなどのグッズ販売も行っていました。写真展を機に書籍などを購入するのであればこちらが便利だと思います。

初めて訪れた写真展の感想

さてそんな大好きな作家の星野道夫なのですが、実は今まで写真展には行ったことがありませんでした。何度かチャンスはあったのですが都合がうまくつかずに足を運ぶことが出来なかったのです。

今回ようやく念願叶って写真展に行くことが出来て、実は内心かなりドキドキワクワクしていました。

そして、やはりと言うか当然と言うか、本で見る写真と大きなパネルで展示されている写真というのは全然スケールが違うものでした。予想はしていてもやはり直接目の当たりにすると感動するものがありました。どの写真も一度ならず何度も写真集で見てきたものですが、パネルで見るとなんだか違う写真のように見えてきてしまいます。

中でも一番印象に残った写真があります。

『悠久の時を旅する』の90ページに同じ写真が載っています。

見渡す限りの氷原に、他の生き物や植物の姿なんて何一つ見えないところに、ぽつんと一頭のホッキョクグマがいて、じっとこちら(星野道夫)を見ている写真です。

写真集でこの写真を見たときには実はあまり印象には残りませんでした。おそらく、同ページに掲載されているエッセイの文章に目が行ってしまったり、見開きページなので写真が真ん中が折れていたりしたからでしょう。

展示写真ではこの写真が縦2m横4mくらいの大きなパネルで展示されていました。その大きさでこの写真を見たとき、初めてこのホッキョクグマと目が合った気がしたのです。

背景は一面の氷原です。ほんとうに地平線の彼方まで何一つとして生き物や植物がない真っ白な世界です。そんな氷原の、ほんの数十メートルくらいの距離に一頭のホッキョクグマがいてこちらを見ています。この写真をパネルで見たとき、私はしばらく目が離せませんでした。写真というよりも、一頭のホッキョクグマの視線から目を離すことが出来なかったのです。

この真っ白なクマは今何を考えているのだろうか、何を思ってこちら(私)を見つめているのだろうかと、そんなことをふと感じてしまいました。目の前にあるのはただの写真で実際に実物のクマがいるわけではないのにおかしな話です。

そしてこの写真の風景をカメラのレンズ越しに見ていた星野道夫は何を考えていたのでしょうか。何一つない氷原の上で、ヒトとクマが互いを見つめ合って何を考えていたのでしょうか。そのことに思いを馳せ、大きな写真の前でぼんやりと突っ立ってしまいました。

写真展の入り口の横には案内の人がいるスペースがあるのですが、そこの机にノートが置いてありました。写真展の感想を書き込めるノートで、もちろん私も記入させていただきました。

そのノートにコメントを記入しているとき、ふと後ろの方でお客さんと運営スタッフの会話が耳に入ってきました。お客さんの方はお年を召した男性の方でどうやら星野道夫のことを知らないようです。その会話がすごく印象深かったです。

お客さん「この人、52年生まれってことは今60くらいだよね?」 

スタッフ「あ、いえ、すでに亡くなられました。96年に」

お客さん「あー、そうなの。それは惜しいことだね。惜しい人を亡くしたね」

スタッフ「はい」

細部はうろ覚えですが、上のような会話をしていてそれが耳に入ってきたのです。

その通りだと、私も思いました。

先着2500名様のプレゼントげっと!

特製クリアファイルの表面 アザラシの親子の写真が全面に描かれた素敵なファイル!

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裏面にはニッケコルトンプラザのロゴ

裏面にはニッケコルトンプラザのロゴ

 いえーい、クリアファイルげっと!