前話で記憶を失ったユカノがいたイッキ・ウチコワシとはどんな組織なのか、いよいよこの第16話で判明します。今回もイッキ・ウチコワシのエピソードだ!

それではアニメイシヨンの第16話【アット・ザ・トリーズナーズヴィル】の感想と紹介を書いていこうと思います。

第16話の感想

出てくる単語が赤すぎて何言ってるか分かるようで分からないよっ!

原作エピソードを読んだときもそうでしたが、私は極左に詳しくなかったので「総括」だの「自己批判」だの「退廃的幼稚園の管理的職員」などの意味がイマイチ分かりませんでした。後で調べてみたらアレコレとヤバイ内容に行き当たり身震いしたものです。普通の日本人でも知らないようなモノがぽんぽん出てくるニンジャスレイヤーって一体……。

そして文章ではなく音声になったことでこれらの異様な雰囲気が一層強まって感じられました。日本語なのに日本語に聞こえません。まあ、ニンジャスレイヤーでは今に始まったことではありませんが、イッキ・ウチコワシ関連ではより強くそう感じてしまいます。

第16話に登場するニンジャたちは誰も彼もが印象深いキャラクターたちでした。ニンジャスレイヤーをイッキ・ウチコワシに受け入れたアンサラーは一見するとごく普通でまともな印象を受けますが、何やらただ者ではないオーラを感じます。このエピソードでは顔見せ程度ですが後の第3部、個人的にかなり好きなエピソード【オイランドロイド・アンド・アンドロイド】でその大活躍を見ることが出来ます。フジキドとアンサラーの対決は結構好きです。

そして、やはり第16話ではフリックショットが最重要キャラクターでしょう。一時はフジキドと共闘しておきながらもその本質を見透かされてフジキドに殺されてしまったニンジャです。彼とフジキドの最後の会話はニンジャスレイヤーという作品においてかなり重要な意義を持つシーンだと思います。フジキドがフジキドたりえる、そして人たりえる最後の、最後の……。

出典:【アット・ザ・トリーズナーズヴィル】#4

無差別な殺戮を行うことは妻子の仇である邪悪なニンジャへと堕ちることを意味するため、フジキドは己が殺戮者であることを自覚しつつも最後の一線を頑なに守り続けようとしています。彼の葛藤や苦悩は幾度となく描かれる大きなテーマの一つであり、そこにニンジャスレイヤーという作品の面白さがあります。

このフジキドの語る言葉には胸に迫るものがあります。次第に一方的な独白へと変化していく様がフジキドの葛藤を物語り、フリックショットが力尽きてもなお、その首を無言で絞め続けたフジキドの姿には切ない気持ちが静かに湧き出てきます。単なるアイエエエ!な作品かと思いきや、こういうシーンがあるからこそ作品の面白さや深みが増していくのです。

アニメシヨンのフジキドは声優さんの素晴らしい演技もあり、文章で見るものよりもさらに胸に迫るものがありました。爽やかにサヨナラしたップロミネンス=サンから目を逸らしつつ、やはり小説を読むよりも音や映像の方が五感にまっすぐとぶつかってくるパワーがあるので、感情も大きく揺さぶられてしまいます。

アニメイシヨンのフジキド、すごく良かった。

アット・ザ・トリーズナーズヴィル

記憶を失いイッキ・ウチコワシの一員となったユカノを追い、実態を見定めるべくイッキ・ウチコワシの門を叩いたニンジャスレイヤー。幹部であるアンサラーはニンジャスレイヤーを受け入れ、フリックショットとの連携任務を命じます。

フリックショットとニンジャスレイヤーに与えられた任務はソウカイヤの輸送新幹線襲撃でした。しかし、物資の輸送を偽装するために新幹線には幼稚園の子どもたちも乗っていて……。

【アット・ザ・トリーズナーズヴィル】ニンジャスレイヤー Wiki*

アニメイシヨン第16話は【アット・ザ・トリーズナーズヴィル】でした。記憶を失いイッキ・ウチコワシの一員となったアムニジアを追って、フジキドがイッキ・ウチコワシと共に行動するエピソードです。書籍では第1部の第2巻に収録されています。

イッキ・ウチコワシの内情がいよいよ明かされるエピソードなのですが、かなりのヤバイ級な内容に驚かされてしまうエピソードです。本当にこれを書いているボンド&モーゼズとは一体……。

そしてそれに輪をかけてヤバイ級なのが記憶を失ってしまったアムニジアことユカノです。すっかり洗脳されてしまった様子で、フジキドとの関係もなんだか雲行きが怪しくなっていくようです。ヒロインとは一体……。